神魔狩りのツクヨミ プレイ感想

金子一馬氏が手掛けたローグライクと聞いて興味を惹かれた。
やってみるとかなり面白いので、感想を書きたい。
※別記事でエンドコンテンツ攻略時のメモみたいなのも書きました。
神魔狩りのツクヨミ THE HASHIRA(十六夜月)攻略中の備忘録

概要

ジャンルはデッキ構築ローグライク。Steamとスマホで配信中。基本プレイ無料。
以下ストアページのストーリー紹介。

東京・湾岸エリアにそびえ立つ、最新鋭の超高層複合施設「THE HASHIRA」。
閉鎖空間と化したこのタワーマンションには異形の存在“神魔”が徘徊していた。
国家守護組織「ツクヨミ」は、最上階にいるターゲット討伐のために行動を開始するー

メガテンシリーズの絵でお馴染みの金子一馬が携わっている。
「神魔(じんま)」はメガテンで言うところの悪魔で、ツクヨミは神魔札と呼ばれるカードを使い戦う。

特徴

この手のゲームについて、多くのタイトルをプレイしたわけではないので有名どころのSlay the Spireとの比較になるが、以下のような特徴がある。

  • ターン終了時に余った手札は捨て札にいかず、そのまま残る
  • 敵の攻撃は3箇所の自陣に対して来る。攻撃方向は示されるので、カードを使って防御する
  • カードは攻撃と防御の両方のステータスを持っている
  • カードの強化コストとして別のカードを消費する必要がある
  • 戦闘中、山札が補充されるタイミングは「なくなった次のターン開始時」
  • 戦闘終了後にランダムで提示されるカードから1枚を選んでデッキに入れるが、連続でスルーはできない
    ※見送れるが、その次の戦闘終了後では必ず1枚選んでデッキに入れる
  • 「AIカネコ」が金子一馬っぽい絵の神魔札を生成し、プレイヤーごとにオリジナルなカードを使い戦うことができる

感想

カードの種類が多くなく、とっつきやすい。シンプルなのが気に入った。
難易度も個人的にちょうどよい。次第に難しくなっていくが、やりごたえのある範疇だった。
ゲームの導入部分が最低限なのも良かった。まずはゲームを触ることで確かめさせてくれる感じ。

創成札(AIによって生成された神魔札)の仕組みは、最初聞いた時はあまり興味を惹かれてなかったが、プレイしてみるとゲームシステムへの組み込まれ方も含めて、魅力があるように思えた。
変な絵が出てくることも多いけど、たしかに金子一馬っぽくはあるし全く同じ絵は生成されてないと思うと面白く感じる。
各プレイヤーに対して生成された創成札の中で、どれが良い絵か投票する仕組みもある。
投票が多かったものから金子一馬がピックアップし、絵をリファインしたのちに新たな創成札としてゲーム内に実装されるらしい。
(もうすでに1枚実装されてるっぽいんだけど、まだ持ってない。どこで入手できるんでしょうか……)

このゲームのリリース前特番みたいな番組で、金子一馬氏が以下のようなことを言ってたのが興味深かった。

「イラストレーターが自分の絵をAIに全部学習させるって、どうかなと思う方もいると思うんですけども、遅かれ早かれAIっていうのは世の中を席巻していくし、そこでの向き合い方の一つとして、イラストレーターやクリエイターがどういう形で、表現としてAIを使っていくかのひな型になればいいと思ってやりました。」

個人的には、AIが生成した絵を見ても「へーこんな感じのが出てくるんだ」という感想以外に何も思うところがない。
絵じゃなくてもAIが生成した作品は、欲望とか湧き上がってくるものとかの一つの表現として生き物がこれを作ったんだって前提が作品の向こうになくて、何か感想を述べても虚空に向かっている感じがする。
直感的な部分でそう思っていて、今後世の中が変わるにつれ考えも変わるのかもしれないが、現状はそういう印象だ。
そのため、「それを使ってどういう遊びができるのか」にあまり目を向けたことがなかった。
「AI生成の絵」を用いた遊びとして、創成札はなるほどなあと思う。

あと世界観も良くて、昔のペルソナみたいな、閉鎖空間が異界となっている設定が好きなので、タワマン内部で神魔が徘徊してる設定も気に入っている。
ツクヨミのヘルメット(マスク)のデザインも良い。

面白いので少しでも長いサービス継続を願って課金しようかなと思ったけど、永続的な強化要素の解放を早めたり、ゲームが有利になる類の課金しか見当たらなかったので悩み中。
一通り攻略できるまでは、あまり楽になる要素を増やしたくないので……

プレイヤーキャラクターとして今のところ「十六夜月のツクヨミ」と「新月のツクヨミ」がいて、まだ十六夜月の方しかプレイしていない。
キャラが変わると手に入る神魔札も変わるみたいなので、違った戦法を考える必要がある。
そのうちキャラは増えるみたいだから、まだまだ楽しめそう。