はじめてAudibleを使ってみた雑感

※追記:2022/02頃から月額聴き放題制になったので、気軽にいろんな本を聴けるようになりました。

最近、セールをやってたのでAudibleで本を買ってみた。

本に向かって字を追うことに集中せずとも良く、手が離せるというところから、「なにかしながら」聴きたくなるものだが、本をしっかり楽しもうとすると「ながら」は難しいな、という話。
内容ざっくり理解できればそれで良い、という場合は向いてると思う。

これに限らず「ながら」について考えるとき、いつも「脳のCPU使用率をどれほど要するか」という点で、良い感じにはまり合うピースを探すのだが、少なくとも自分の生活の中では、相性良い行動が全然ない……ソシャゲやってるときとか、かなぁ。

本を読むのはもちろん集中を要することだけど、そのまま「聴く」という読み方に代替しても必要な集中力の度合いってあまり変わらないみたい。

個人的には80%以上は必要かなと感じた。(脳のCPU使用率の話です)
そもそも、いつでも脳を100%フルに使っていたいと感じるわけでもないんだけども、「ながら」が可能な部分を活かそうとしても残り1~2割のCPUの余裕では、できることがあんまりない。

人間はマルチタスクに向いていないらしいし、体験として重要視しているものほど、1個に集中して行うべきとの認識でいるので、なら、文字で読んだほうが良いよな、という話に……(時間的にも。総再生時間見るとラノベなんかでも5~6時間だし、ある程度文章量ある小説だと14時間とかあってびびる。Audibleプロの人は1.5倍速にするとか上手いことやってるんだろうか……)

あと、文章を音声で聴くことに慣れてないからか、使われている文字が視覚情報として入ってこないと、表現の巧みさへの理解が少し薄れる……気がする。
聴いてるだけだと、ふーんって聞き流しちゃう。字がイメージできないというか、イメージが弱くなる。

あとあのシーンどこだったかな、と聴き直したいシーンがあるとき不便だなと思う。実際に文字情報として目に入ってくるのと、「音声から自分の脳内で文字情報として変換して記憶している」中から探り当てるのは割と難易度の違いが大きい。ていうか、単純にページをパラパラめくって探すのとシークバーをちょこちょこ動かして聴きながら探すのでは違いが大きい。

参考文献が把握しにくいのもちょっと……
タイトルと著者が読み上げられて、そのときすぐメモったり調べたりしないと忘れちゃう。

なので、良い使い方としては、
じっくり聴いてみたり聴き流してみたり、何回も聴くこと前提で使う、とか。
相当集中して聴かない限りは、頭に残る情報量として一回あたりで考えるとどうしても少ないと思う。そこを回数で補う。
ただこれは相応に時間かかるしなぁ。

本の内容にもよりけりだけど、
自分の場合、内容理解するためページを行き来する読み方が多いので、紙の本のほうがそういう点では良いなと思ってしまう。
あと少し贅沢だけど書籍で持っているものをAudibleでも聴いて再読するのが良いかもなー、とか。(よほど気に入ってないとそこまではしないか……)

あるいは生活の中で、歩く時間が長いだとか、食器を洗っている時間に聴くとか、本を「聴く」行為に集中しても問題ない時間があればあるほど、Audibleが良い感じにハマると思う。

早々に「ながら」は諦めて、ただ集中して聴いているが、これはこれで自分のように眼精疲労がつらい人間には目疲れなくて良いな、と思う。
プロの朗読を聞くだけでも楽しい。技術がすごい。間の作り方とか抑揚とか……

結局、本を聴くの結構良いじゃない、と思った話です。でもほんとに楽しみたい本は、普通に書籍で買おうと思います。